ドローン撮影

ニューカレドニアでドローン撮影をする際、レジャー目的での撮影に関しては極めて特別なケースを除いて申請は不要です。
ただし、以下の『10のきまり』を遵守する必要があります。

【1.人の上を飛ばさないこと】
近くの人や車に危害を加えないよう、人や車の上空では使用が禁止されています。
最低限安全な距離を保ち、人の多い場所では使用を控えて下さい。

【2. 飛行の最大高度を遵守すること】
認可された無人航空機サイト以外では、最大高度は150mと設定されています。
ただし、飛行場周辺や軍事航空訓練場周辺では、さらに低く設定されています。
航空機との衝突を防ぐために、飛行の前にドローンを操縦したい場所の許可された最大高度を以下サイトから確認ください。
いかなる場合においても、近くに航空機がある場合は使用しない、また使用を直ちに中断してください。

【3. 夜間に使用しないこと、ドローンの行方を見失わないこと】
ドローンは必ず目視の範囲内で使用してください。また、ゴーグルやヘルメットを使用したFPVドローンの場合、安全の確保のため、2人目の同伴が必要です。
さらに、救助活動を行うヘリコプターなどの低空飛行する航空機の安全を確保するため、たとえライトを装着していたとしても夜間の使用は禁止されています。

【4. 市街地の公共エリアで使用しないこと】
市街地では、一般の人がいない自身の私有地で小型ドローンを飛行させることは可能です。
ただし、速度や最大高度は建物や木などの周囲の環境に合わせて配慮する必要があることや、操縦不能時のリスクを考慮すると、いかなる場合でも公共の場所でドローンを使用することはできません。

5. 空港周辺で使用しないこと】
飛行機、ヘリコプター、グライダー、ULMなどが飛行している可能性のある飛行場周辺10km以内では、ドローンの使用ができません。

【6. 危険を伴う場所や保護指定エリアで使用しないこと】
原子力発電所、軍事施設、歴史的建造物、自然保護区、国立公園などの周辺ではドローンの使用ができません。
飛行を行う前に、そのような場所がないかご確認ください。

【7. 他人のプライバシーを尊重すること】
データ記録機能のあるカメラやセンサーが装備されたドローンを使用している場合、周囲の人々に質問をされたら何をしているか、またその目的を答えなければなりません。また許可なく人の顔やナンバープレートを識別できる画像を記録することは控えましょう。

【8. 関係者の許可なしに撮影したものを拡散しないこと、また営利目的で使用しないこと】
現行のフランスデータ保護法を遵守し、いかなる画像、動画の配信も、関係者または私有地の場合はその所有者の許可を得なければなりません。

【9. 自身の加入している保険の補償内容を確認すること】
他の航空機、人、地表の所有物に損害を与えた場合、責任を問われる場合があります。特定の保険に加入していない場合、民事賠償契約の条項を確認確認してください。

【10. 不明な点は専門機関へ問い合わせること】
レジャー目的でドローンを使用する場合の条件の規定は、フランス民間航空局のウェブサイトにある無人航空機に関するガイドを参照ください。

DGAC (Direction generale de l’Aviation civile)
CNIL Commission nationale de l’information et des libertes)
FFAM (Federation Francaise d’AeroModelisme)
FPDC (Federation Proffessionnelle du Drone Civil)
FFD (Federation Francaise de Drone)